Earwig Factory

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切り貼りした文字には、混沌が最初から組み込まれています。難しいのは、キャンペーンで複数の完成した表現が必要になったとき、その混沌を管理することです。Earwig Factoryは不揃いな文字を背後の不規則なカードから分け、脅迫状風の構造を、色、質感、動き、印刷工程を別々に扱えるレイヤー式のディスプレイ体系に変えます。

Regularは完成した表現を一つにまとめ、対応するLettersとCardsのスタイルは二つの部品を分けるため、重ねて別々に処理できます。一方のレイヤーに文字を置き、もう一方には対照的な配色、コピー機で複写した紙の質感、写真、箔、ニスなどの素材表現を与えられます。レイヤーの関係を変えることで、同じ文字組みでもアイデンティティを失わずに、まったく異なる方向へ進めます。

動きを多用するエンターテインメントのキャンペーンには自然に合います。タイトルシーケンス、予告編のグラフィック、配信サービスの宣伝、エピソードカード、SNSの予告画像では、CardsとLettersを別々に動かせます。下地の形だけを先に見せ、ちらつかせ、色を変え、文字を固定したまま消すこともできます。タイトルの表現を組み直さずに、場面ごとに質感を変えられます。

ツアーのアイデンティティ、フェスティバルの体系、アーティストの発表、ライブ会場の画面にも同じ制作上の課題があります。Earwig Factoryのレイヤーなら、土台の構造を一貫させながら、ポスター、ステージ表示、グッズ、SNS動画、会場グラフィックでキャンペーンの色や質感を変えられます。

ファッション、スニーカー、スポーツウェアの発売では、店頭の窓、仮設の壁、ショッピングバッグ、箱、衣服のグラフィック、デジタルキャンペーンに、季節ごとの色の体系を展開できます。パッケージのシリーズなら、LettersとCardsに異なるインクや仕上げを割り当てられます。一方の部品だけに箔、メタリックインク、部分ニス、エンボス加工、写真の質感を使い、もう一方を変えずに済みます。

ミステリーゲーム、犯罪を題材にした冒険作品、陰謀を扱う物語、ブラックユーモアのあるゲームでは、匿名のメッセージ、手がかりの見出し、勢力間の通信、章扉、宣伝画像に使えます。分かれた部品は、徐々に見せる演出や情報源別の配色を作りやすくし、代替字形は同じ文字が明らかに複製されて見えるのを防ぎます。

Earwig Factoryが最も役立つのは、切り貼りの効果が出発点にすぎないときです。Regularは組み上がった結果を用意し、LettersとCardsはデザイナーに部品を渡します。最初の見出しができた後も、色、動き、質感、制作上の処理を変え続ける必要がある場面で使えるファミリーです。

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商用フォントの情報

ファミリーの詳細

初回リリース
1998
スタイル
3スタイル
バージョン
4.001
形式
OTF
分類
サンセリフ
大文字・小文字
大文字と小文字
文字体系
ラテン文字
用途
見出し・ディスプレイ
特徴
かすれ・傷, 重ね合わせ, 合字
商用スタイル名(3)
  • Regular
  • Cards
  • Letters